AI Tools Overview
Updated: 2026-05
1. このページについて
2026年現在、AIサービスは数も種類も増えすぎていて、初学者は迷子になりやすい。本ページでは大きな分類だけ示す。授業では Comfy Cloud(画像)→ Runway(動画)の流れに集中するが、地図上のどこに位置しているかを把握しておくと迷いが減る。
2. 5つの大分類
| 分類 | 代表例 | 入力 | 出力 |
|---|---|---|---|
| LLM(言語) | GPT-5, Claude, Gemini, Llama | テキスト | テキスト |
| 画像系 | Stable Diffusion, Flux, Midjourney, Adobe Firefly | テキスト/画像 | 画像 |
| 音楽系 | Suno, Adobe Firefly | テキスト | 音楽 |
| 動画系 | Sora, Runway, Kling, Hailuo | テキスト/画像 | 動画 |
| 特化系 | Luma AI(3D再構成), Hunyuan 3D | 画像/動画 | 3Dモデル |
これらは互いに連携する。たとえば「LLM でストーリーを書く → 画像系でキャラクター画像を作る → 動画系で動かす → 音楽系で BGM を作る」という流れは2026年では珍しくない。
3. オープンソース vs クローズドソース
- オープンソース系: Stable Diffusion 系(SD 1.5, SDXL, SD3)、Flux 系、Wan 系。モデル本体がダウンロードできるので、ComfyUI のようなツールで自由に組み立てられる
- クローズドソース系: Midjourney, Sora 2, Nano Banana, Veo, Kling など。API 経由でしか使えない。クオリティは高いが内部は触れない
Comfy Cloud は基本的にオープンソース系を中心に置きつつ、Partner Nodes 経由でクローズドソース系も呼び出せる構造。
4. AI Aggregator という形態
複数モデルを1つの UI/API から使えるサービス。
- Pollo.ai — Sora 2, Veo, Runway, Kling, Hailuo, Pika ほか多数を1契約で使える。料金は高め
- Adobe Firefly — 自社モデル中心だったが、複数モデル対応で Aggregator 化が進む
- Comfy Cloud Partner Nodes — Comfy Cloud 内のワークフローから外部AIモデルを呼び出せる仕組み
「単独モデルの公式サービス」と「Aggregator」のどちらを使うかは、用途と予算による。授業では Comfy Cloud の組み込みモデル(クレジット消費が軽い)を中心に、必要に応じて Partner Nodes をデモする。
5. 各カテゴリの代表モデル(2026年5月時点)
5.1 画像系
- Stable Diffusion 系: SD 1.5(軽量・学習に最適)、SDXL、SD3
- Flux 系: Flux dev / schnell / Flux 2 — 写真品質を狙うなら最有力
- Z Image Turbo — Comfy Cloud で標準採用、軽くて高品質
- Midjourney v7 — Discord 経由、有料のみ
- Nano Banana(Gemini 系), GPT Image 1/2(OpenAI)
5.2 動画系
- Sora 2(OpenAI), Veo 3.1(Google), Kling 2.5, Hailuo 02, Runway Gen-3 / Gen-4
- Wan 2.2(オープンソース、Comfy Cloud 標準搭載)
- LTX-2.3(Comfy Cloud 標準搭載)
5.3 音楽系
- Suno, Adobe Firefly Audio
5.4 特化系
- Luma AI — 3D 再構成、Gaussian Splatting
- Hunyuan 3D — Comfy Cloud 内蔵
6. ベンチマーク・比較サイト
- Artificial Analysis — モデルの品質・速度・料金を横断比較
- 動画生成AIランキング 2025年3月 — CGWORLD によるサマリ
新モデルの登場速度が速いので、半年前の比較記事はもう古い。最新の傾向は上記サイトで定期的にチェックする。
7. 授業での位置づけ
- Comfy Cloud(画像系オープンソース): ノードを開いて拡散モデルの中身を体感する → 仕組みの理解
- Runway(動画系クローズドソース): 完成度の高いツールでアウトプット重視 → 制作演習
二段構えで「中身を理解した上で、商用ツールの限界を見抜きながら使う」スキルを目指す。
8. このあと
- External Resources — 学外の参考動画・記事
- Diffusion Mechanism — 拡散モデルの仕組みの直感版
- Getting Started — Comfy Cloud のはじめかた
