1. 準備
・Part2の最後の状態から、サウンド部分のみ残して他は削除
・Audio File In CHOPのFileからPart1で準備したBeyond - Patrick Patrikios.mp3に変更
・Audio Device OutのBypassをON(ミュート)
2. 疑似パーティクルSphere
パーティクルシステムではなく、疑似的にパーティクル風に見せる方法で作成する。
2.1 粒子Sphere
・Sphere SOP
・Transform SOP
・Geometry COMP
  Transform SOPの出力部分を右クリックしてオペレータを追加する
・Camera COMP
・Light COMP
・Render TOP
・Transform TOP
  Background Colorを0, 0, 0, 1で黒に変更
  Comp Over Background ColorをON
・Out TOP
  必要に応じてDisplayボタンをONにする
2.2 座標Sphere
2で作成したオペレータ群の下方に以下を作成する。
・Sphere SOP
・Transform SOP
・SOP to CHOP
2.3 粒子Sphereを座標Sphereの位置(座標)にインスタンス化
・Geometry COMPのInstanceタブでInstancingをON
・Sop To CHOPをGeometry COMPのTranslate OPにドラックアンドドロップ
・Translate Xの右側の▶をクリックしてtxを選択
・Translate Y, Translate Zも同様にty, tzを選択
・粒子SphereのTranslate SOP(下図ではtransform1)のUniform Scaleを0.02程度にする
座標SphereのSphere SOP(下図ではsphere2)のDetailのRowsとColumnsの分割数を上げることで、粒子Sphereの密度を変えることができる。
座標SphereのTransform SOP(下図でtransform3)のRotateを開いてrx, ry, rzに以下を入力。下記の0.3の数値を変更することで回転スピードを変更できる。
  absTime.frame+0.3
下図では、粒子SphereのTranslate SOP(transform1)のUniform Scaleを0.005に修正している。
座標系には、他のプリミティブSOP(Torus SOP、Tube SOP、Text SOP等)やOBJデータを読み込むことも可能。
3. Noise SOP
座標SphereのSphere SOPとTransform SOPの間のワイヤを右クリックしてNoise SOPを追加。
パラメータは以下に設定(任意で変更してもよい)。
・Speed: 1(デフォルト)
・Period: 2
・Harmonics: 3
4. 音に反応させる
音解析のNull CHOPをNoise SOPのRoughnessにパラメータリンクする。
音解析のMath CHOPのTo Rangeは0〜10程度(任意)に調整する。楽曲しだいでビジュアル変化の度合いが異なるので、異なる楽曲の場合は調整する。
Noise SOPのRender表示をONにする。粒子と3Dオブジェクトの同時表示になる。
Transform SOPのUniform Scaleを1.2程度に変更。3Dオブジェクトの外側に粒子が表示される。
5. 色の時間変化
5.1 色の変化
最終出力のOut TOPの前にLook Up TOPを挿入。Ramp TOPをカラーパレットとして利用。Ramp TOPではSat(彩度)を上げて、Hue(色相)を変更する。
5.2 色の時間変化
さらに、Out TOPとLook Up TOPの間にHSV Adjust TOPを挿入する。
LFO CHOP(Ramp、Frequency: 0.2)とMath CHOP(To Range: 0〜360)を追加して、Math CHOPからHSV AdjustのHue Offsetにパラメータリンクする。
6. 移動やスケールの変化(おまけ)
座標SphereのRadiusやCenterにLFO+Mathの数値をリンクさせれば、移動やスケールの変化を加えることができる。
7. 録画(課題提出用)
TouchDesignerの出力を映像データ化するためには、Movie File Out TOPを利用する。
・Out TOPをMovie File Out TOPに接続
・Video Codec: MPEG 4 (Part2) ※NVIDIA GPUはMac不可
・Audio CHOPへAudio File Inをドラック&ドロップ
・Fileから保存先とファイル名を指定
録画は手動でRecordをON/OFFする。
下図のように、Button COMP等を利用してUIから録画/停止を行うことや録画時間を指定するオペレータを組むことも可能。
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