Azure Kinect DK

はじめに

Azure Kinect DK(Developer Kit)のSDKのインストールと三脚SLIK GX-Nへの取り付け方を含めたセットアップ方法について解説する。

※Kinect Azureと呼ぶ場合もあるがAzure Kinect DKが正式名称。Kinectには初代Kinect for Xbox 360、Kinect V2と複数のバージョンが存在する。

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今回利用するもの

Azure Kinect DK(上)とSLIK GX-N(下)

 

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Azure Kinect DKとは

Azure Kinect DK はパッと見大きめのウェブカメラに見えるが、RGBカメラ、赤外線型深度センサー、モーションセンサー(加速度、角速度)、マイクアレイが搭載されている開発者向けキット(DK)であり、Body Tracking SDK、Computer Vision API、Speech SDKを利用するこで、現実の三次元空間認識や人体動作解析、音声認識が可能。

技術仕様やSDKのインストールについては、下記URLの公式サイトで得ることができる。

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SDKのインストール

今回の演習(次のBody Tracking含む)では以下の2つのSDKをインストールする必要がある。

  • Azure Kinect Sensor SDK(33MB程度) ※2021年10月現在v1.4.1が最新
  • Azure Kinect Body Tracking SDK(1.4GB程度) ※2021年10月現在v1.1.0が最新

※環境によっては最新のGPUドライバが必要な場合もある

 

① Azure Kinect Sensor SDKのダウンロードとインストール

下記サイトの最新のインストーラ(Azure Kinect SDK 1.4.1.exe)をダウンロードする。

https://github.com/microsoft/Azure-Kinect-Sensor-SDK/blob/develop/docs/usage.md

ダウンロードしたexeファイル(下図)をダブルクリックする。

右下のI agree to the license terms and conditionsにチェックを入れてInstallをクリックする。表示される手順に沿ってインストールを行う。

 

② Azure Kinect Body Tracking SDKのダウンロードとインストール

下記サイトの最新のインストーラ(Azure Kinect Body Tracking SDK v1.1.0)をダウンロードする。
1.4GBあるのでダウンロードに15分程度かかる。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/kinect-dk/body-sdk-download

ダウンロードしたexeファイル(下図)をダブルクリックする。

表示される手順に沿ってインストールを行う。

 

参考サイト

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三脚の準備

Azure Kinect DKは440gとタブレット端末程度の重さがあり、若干重心がカメラ側にあるのでしっかりした三脚で固定しておく必要がある。

 

SLIK GX-N

本演習で利用するSLIK GX-Nは1脚としても利用できる特殊な三脚だが、ここではポールを取り外した小型三脚の状態(下図)で利用する。

画像引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B0787G4BTT/

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SLIK GX-Nの使い方

4つの機能

SLIK GX-Nは以下の4つの機能を持っており、それぞれを理解して操作する必要がある。

  • 三脚
  • エレベータ
  • 雲台
  • クイックシュー

 

閉じた状態からの操作

下図の2カ所を緩める。

脚を開いて下図のように立てる。

 

三脚の操作(広げる)

下図の部分を押すことでスプレッダーを広げることができる。

スプレッダーを広げることで、初期状態よりも若干低く、安定した状態になる。

 

三脚の操作(伸ばす)※スプレッダーは短くした状態

下図のレバーを上げて脚を伸ばす。

下図のように高くすることができる。

 

エレベータの操作

下図ノブをゆるめる。

下図部分を回転させてゆるめる。エレベーターは2段階で固定されている。

エレベーターを上下させて高さを決める。このとき片手でエレベータを上下させて、もう一方の手は下のネジを絞めたりゆるめたりしながら行う。

高さが決まったらしっかり絞める。

さらに、下図のノブを回転させて固定する。

 

雲台の操作

雲台では下図の3カ所を調整することができる。

下図ではパン方向(水平)に雲台を回転できる。

下図ではティルト方向(前後)に傾けることができる。

下図ではカメラの縦横位置の切替ができる。一眼レフ等では利用するが今回は使わない。

 

クイックシューの操作(外す時)

下図レバーを引く。

下図のようになるまで開く。中途半端な状態だとクイックシューが外れない。

クイックシューを取り外す。

 

クイックシューの操作(取り付ける時)

クイックシューをはめて押し込む。入らない場合はレバーをしっかり開いておく。

ある程度押し込むことで、レバーが途中まで閉まる。

レバーをさらに押し込む。

下図のようになるまで押し込む。中途半端な状態では取り付けた機器が外れる危険性がある。

 

Azure Kinectの三脚への取り付け

クイックシューを下図のようにAzure Kinect本体に取り付ける。クイックシューの上面には突起があるが押し込むことが可能。

クイックシューのネジは、下図左のように持ち手を立てて回転させて固定されたら、下図右のように持ち手を倒しておく。

パン棒が後ろにくるようにクイックシューを三脚に固定する。
クイックシューのストッパーはしっかりと押し込んでおく。

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本体とPC、電源への接続

電源との接続

電源用USBケーブル(USB Type AコネクタとDCジャック)のDCジャック側を本体後ろの下図左側(電源用)のコネクタに差し込む。

Type Aコネクタ側をACアダプタへ接続する。ACアダプタはコンセント部分が折り畳み式になっているのでコンセントを取り出して電源へ接続する。
※電源用のUSBケーブルをPCに接続すると動作しないので注意

 

PCとの接続

制御用USBケーブル(USB Type AコネクタとUSB Type Cコネクタ)のUSB Type Cコネクタを本体後ろの下図右側(制御用)のコネクタに差し込む。

USB Type AコネクタをPCに接続する。

USBケーブルを束ねていたゴムは返却するときに必要なので箱に入れておく。

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動作テスト① Azure Kinect Viewer v1.4.1

検索で「azure」と入力して、Azure Kinect Viewer v1.4.1を起動する。

下図のアプリケーションが起動する。

左上のOpen Deviceにシリアル番号が表示されていればAzure Kinectが認識されている状態。
問題なく認識されていれば、Open Deviceをクリックする。

下図のようにNo available devicesと表示される場合は、USB接続等を確認してRefresh Devicesをクリックする。

Open Deviceをクリックした後は下図が表示されるので、一番下のStartをクリックする。

右側の画面に以下の情報がリアルタイムに表示される。

  • Infrared Camera(赤外線カメラ)
  • Depth Camera(深度カメラ)
  • Color Camera
  • Accelerometer(加速度センサー)
  • Gyroscope(角速度センサー)
  • Microphone Data

View Modeを変更することでDepth Cameraを3D表示することができる。

マウスでビューの回転、スケールを変更できる。

Show ControlsをColorにすることで、テクスチャ表示が可能。

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動作テスト② Azure Kinect Body Tracking Viewer

検索で「azure」と入力して、Azure Kinect Viewer v1.4.1を起動する。

ウィンドウが立ち上がり、解析結果が表示される。同時に複数人体(最大6人?)が解析可能。

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